iPhoneの修理先として正規店と非正規店があります。
先に申し上げておきますがタイトルにある正規店へ依頼するべきか?の回答は、
「よほどの理由がなければ正規店へ依頼してください!」です。
餅は餅屋といわれているように、iPhone修理はiPhone修理の正規店へ。
今回の記事は、正規店と非正規店の修理/交換について比較・デメリットの紹介をしていきたいと思います。
2023年9月頃にサイレント値上げされています。
正規店での修理価格表
モデル | バッテリー修理 | 画面修理 |
---|---|---|
iPhone14 | iPhone1515800 | 42800~56800 |
iPhone13 iPhone12 | 14500 | 34800~50800 |
iPhone11 | 14500 | 28800~50800 |
iPhoneXS | 14500 | 42800~50800 |
iPhoneXR | 14500 | 28800 |
iPhone X | 14500 | 42800 |
iPhone8 iPhone7 | 11200 | 21800~24400 |
iPhone SE | 11200 | 19400 |
正規店と非正規店について
iPhoneの修理先には正規店と非正規店があります。
Apple公式とは別にカメラのキタムラ、ビッグカメラ、Docomoなどのキャリアショップでも正規修理が受けられます。
正規店で修理することのデメリット
【デメリット①】修理費用が高い
正規店は非正規店と比較すると、修理費用が高価です。
モデルによっては非正規店の倍ほどの価格設定となっており、正規店修理の唯一のデメリットといえるでしょう。
某非正規店と正規店での価格比較表
モデル | 正規店 | 某非正規店 |
---|---|---|
iPhone | 1515800 | 記載無し |
iPhone14 | 15800 | 9980 |
iPhone13 | 14500 | 9980 |
iPhone12 iPhone11 | 14500 | 7980 |
SE | 11200 | 4980~6980 |
非正規店で修理することのデメリットについて
【デメリット①】今後、Appleの公式サポートが受けられなくなる
当たり前ですが、非正規店で修理されたiPhoneはAppleなどの正規店では今後修理などは受け付けてもらえなくなります。
再度、修理依頼する場合は非正規の修理業者にお願いするしかありません。
下取りも不可となりますのでご注意を。
【デメリット②】正規店ではないので商品の品質が担保されていない。故障のリスクあり
正規店で使用されている部品や正しい手順で修理がされていない可能性は十分にあり、再故障のリスクが正規店と比較すると高いです。
もし、バッテリーが粗悪品の場合、バッテリーの膨張や爆発・発火の可能性があるので非常に危険です。それによって火災とかになっても困りますからね。
また、発火等のリスクだけでなく、本当に新品のバッテリーが使われているかの保証もされていません。そう考えると非正規店でのデメリットは大きいです。修理したのに他に修理する箇所が増えたということも…。
個人的にはバッテリーの交換は正規店以外へ依頼するのは絶対に避けた方が良いと思います。
【デメリット③】部品と修理の履歴に「不明な部品」と表示される
フリマ、ヤフオクなどではよく見かける「不明な部品」。これは正規店以外で修理をした場合に部品と修理の履歴に表示されるものです。
従って、「不明な部品」=「正規店で修理されていない」ということになるので、売ることを考えている人はディスアドバンテージとなります。
Appleからしたら「部品が正規品かは分からないので、何があっても知らないですよ~」ということですね。
【デメリット④】バッテリーの最大容量が表示されない
非正規店でバッテリーを交換した場合は、バッテリーの最大容量が「ー」となり表示されなくなります。
【デメリット⑤】売却しにくい・売却価格が下がる
iPhoneはリセールバリュー(売却価値)が高いので比較的定価に近い価格で売れることが多いです。
しかし、過去に非正規店で修理していると、買取業者によっては買取拒否されることもあります。また、正規品と比較すると安くしないと売れない場合があります。
【まとめ】iPhoneバッテリー・画面の交換/修理は正規店へ
今回はiPhoneの正規店・非正規店のデメリットについてご紹介しました。
iPhoneを修理したい時は絶対正規店へ依頼した方が良いと思います。黙って正規店へ依頼しましょう。
正規店修理について
メリット | デメリット |
---|---|
品質が保たれる 正規店という安心感がある | 修理費用が高い |
非正規店修理について
メリット | デメリット |
---|---|
修理費用が安い | バッテリー残量が表示されなくなる 不明な部品と表示される 品質が担保されない(中古バッテリー、修理ミスのリスク) Apple公式のサポートが受けられなくなる 売却しにくい。売却価格が下がる |
こんなにデメリットってあるんだ。非正規店に依頼する理由がないよね。
いいえ。それでもフリマなどの個人間取引では売れているんです。
なんで!?こんなにリスクあるのに?
少しでも安い物が欲しいという方がいるので。非正規店で修理されたiPhoneの商品説明には「高品質バッテリー」「正規バッテリー」などと記載されているので、それをみて安心して購入してしまう方がいるのかもしれません。
なるほど〜ね。