4K 30Hzでしかディスプレイ出力できないんだけど、なぜ?
何かが60Hzに対応していない可能性があるよ!
ディスプレイ(モニター)もどんどん解像度が上がっており、一部では4Kを超えるものも出てきていますね。
今回は4Kディスプレイのリフレッシュレートが「30Hz」以下となってしまう現象についての解決方法をご紹介します!
結果を先に申し上げますと、ケーブル、USBハブ、ディスプレイ(設定込)全てで60Hzに対応していることが必要ですので、この辺りを一つづつ潰していくことになります。
【現象】リフレッシュレートが4K 30Hzでしか出力ができなかった
Macbook Air 2020,M1の画面拡張のため、LGの4K対応27UD-58のディスプレイに出力しようとしましたが、画像の通り4K 30Hzまでしか出力できない現象に悩まされました。
30Hzで設定していると人によっては常に動作がカクカクしていると感じると思いますので、基本的に60Hz以上は必須です。
確認事項①:HDMIのポートが4K 60Hz対応しているか確認する
まず最初に現在使用しているパソコンのHDMIポート(USBハブを使用している場合はハブも)の仕様を確認してみましょう。
◽️お手持ちのパソコンのスペック(仕様表)を確認
HDMIを搭載している機器には仕様が記載されていますので、ここでディスプレイの出力で60Hzに対応しているかみてみます。
例えばお持ちのPCのスペック表に下図のような記載がある場合、4K対応でも60Hzに対応していることがわかります。
ここで対応していない場合はPC買い替えしか解決方法がありません。
◽️USB-Cハブのスペックを確認
合わせて注意が必要なのが、Macbook Airのようにノートパソコン自体にHDMIポートがなく、USB-Cハブなどを使用してディスプレイ出力する時です。
パソコン本体が4K 60Hzに対応していても、USB-Cハブが30Hzまでしか対応していないハブは意外にも多くあります。
私の場合、Anker PowerExpand+ 7-in-1を使用していましたが、よく製品ページを見てみますと4K 30Hzまでしか対応していませんでした。
4K 30Hzなんて誰が使うんだよ!!と言いたい・・
どうしても60Hzにしたかったので、4K 60Hzまで対応しているAnker powerexpand 8-in-1を購入してみたところ、無事60Hzで表示できるようになりました。
Anker powerexpand 8-in-1は2画面ディスプレイ出力(最大3画面)、USB-C PD対応しているのでUSB-Cポートが少ないMacbook Airにおすすめです!
確認事項②:4K 60Hzに対応しているHDMIケーブルを使用する
HDMIケーブルも対応しているリフレッシュレートが決められていますので、現在使用しているHDMIケーブルが4K 60Hzに対応しているか確認してみましょう。
基本的には確認事項①同様に商品ページに4K 60Hz出力に対応しているか確認します。
私はMaclabのHDMI使用していますが、問題なく出力できます。Amazonでかなり安価に買えますし、ケーブルが細めなのでオススメです。
確認事項③:ディスプレイの設定を見直す
ディスプレイ本体の設定で30Hzまでに制限している場合があります。
私が使用していたLG 4Kディスプレイ(27UD-58)ではディスプレイ本体の設定で4Kの時に30Hzで制限する設定があり、その設定を解除したところ4K 60Hzでの出力ができるようになりました。
設定方法はディスプレイの取り扱い説明書を見ると良いでしょう。
これは盲点でした。まさか30Hzに制限する設定があるなんて思いもしませんでした。
リフレッシュレート 60Hzでディスプレイ出力できない時は?まとめ
今回はディスプレイ出力の時にリフレッシュレート60Hzの設定ができない時の解決方法をご紹介しました。
基本的にはご紹介した3点について確認し、全ての機器が4K 60Hzに対応しているか確認すると良いでしょう。
4Kディスプレイ。文字がすごい鮮明なので大きいディスプレイ欲しい人はぜひおすすめしたいです!