Nasne(ナスネ)は、Buffaloから販売されているテレビをネットワーク化出来る機器です。
テレビをネットワーク化?と疑問に思うかもしれませんが、本当にそのままの意味でネットワーク化することが出来ます。通常、テレビを見るためにはテレビケーブルをテレビへ接続し、テレビを使ってみるのが普通です。
しかし、このNasneというものはネットワーク(4G/5G回線、Wifi)を経由してテレビを視聴できる優れモノになっています。それによりスマホでテレビを視聴することも可能です。
今回はこちらのNasneについてご紹介していきたいと思います。
テレビを普段見ていない人も是非オススメしたいです。
- Nasneの外観レビュー
- Nasneの導入必要、継続するために必要な費用は?
- Nasneで出来ることを一部紹介!
Nasne(Buffalo製) の概要
Nasneのコンセプトは「いつでも、どこでもテレビや動画視聴をもっと自由に」となっており、自宅のネットワークにつなぐことにより、スマホやタブレット、PCなどの様々な機器でテレビや動画視聴を楽しめるネットワークレコーダー&メディアストレージです。
Nasneは旧型(Sony製)と新型(Buffalo製)があり、今回紹介するのはBuffalo製にあたります。
項目 | 概要 |
---|---|
商品ページ | |
メーカー | Baffalo |
型番 | NS-N100 |
価格 | 約29800円(2021年現在) |
容量 | 2TB |
重量 | 810g |
カラー | 黒 |
対応テレビ | 地上/BS/CS |
Nasneの内容物
- Nasne本体
- B-CASカード
- Nasneの説明書
- LANケーブル、同軸ケーブル
- 電源ケーブル
Nasneを購入すると一通り必要な機材は全て内容物に入っていますので、追加で購入する機器は特にありません。
Nasneの外観レビュー
Nasne初代はSonyから販売されていましたが、最新型はBuffaloから販売されています。
大きさは一般的な無線ルータと同じくらいです。
そこまで大きくも無いのでルータの横に置いて置けば特に違和感はありません。本体の見た目は真っ黒で上から見ると楕円型のフォルムになっていて、真四角型よりはオシャレな感じはあると思います。若干立たせるには安定性に欠けます。
裏側にはネットワーク用のLANポート、外付HDD用のUSBポート、地上/BS用のテレビ端子×2があります。
横側にはMini B-CASカードの挿入口があります。
ケーブルを接続すると以下のような感じになります。結構ケーブルが必要なので裏側はごちゃっとします。
Nasne導入の初期費用・必要費用について
まず、Nasneを導入したいとなるとやはり初期費用やその他必要な費用がどのくらいかかるのか気になる方もいると思います。そこで、Nasne導入に当たって必要な費用について以下にまとめました。
既に固定ネットワーク回線有、外付HDD不要、スマホアプリで視聴の場合で計算しています。
項目 | 費用 |
---|---|
Nasne本体 | 29800円 |
視聴アプリ | 610円 |
合計 | 30410円(月額0円) |
上記の通り、視聴アプリのライセンス購入は必須となるため必要費用は30410円程度となります。
そのほか、オプションで以下の費用が必要となります。
オプション | 費用 |
---|---|
視聴スマホ1台追加 | +610円/台 |
書き出し機能 | +860円 |
アプリのスタイル変更 | +370円 |
PCで視聴 | +3300円/台 |
テレビ画面で視聴(Dixim play) | +1650円 |
ダブルチューナー化 | +29800円 |
“書き出し機能”というのは録画済の番組をあらかじめダウンロードしておけば、通信を消費せずテレビ番組を見る機能です。(後述しています)
Nasneの使い方(例)
- Nasne本体 1台以上 (※ダブルチューナーにするには2台必要)
- Wifi機能付きルータ
- 固定ネットワーク回線
- LANケーブル 計2つ
- テレビ用同軸ケーブル 2個以上 (※BSを見る場合は3個)
- テレビ用同軸ケーブル分配器 (※BSを見たい場合のみ)
テレビ回線を無線化するので無線のルータが必須になります。また、テレビ映像の為大量のデータ量を使用するので家庭のネットワーク回線が必要です。
僕のNasne環境は以下の通りです。
テレビアンテナケーブルの出力端子は1個しかありませんので、地上放送以外にBS/CSを視聴したい場合はテレビアンテナの分配器が必要です。
Nasneの特徴・メリット・出来ること
では早速、Nasneで出来ることをご紹介していきたいと思います!
テレビを見る人にとってはめっちゃ便利です!
テレビを普段見てない人もテレビを見るきっかけにもなります。(僕が実際そうでした)
スマホ、パソコンでテレビ番組を視聴
Nasneを購入するにあたって一番の理由となると思われる スマホやパソコンでテレビを見ることができること!
Nasneがあれば家内、出張先、職場、電車、車内など様々な場所で視聴が可能になります。スマホだけでなく、タブレットやパソコンでの視聴も可能です。
ただ、外出先でWifiを使用しない場合は多くの通信量が消費されてしまいますので注意が必要です。
録画した番組をダウンロードしてローカル環境で視聴(書き出し機能)
録画した番組をWifi環境でスマホへダウンロードしておけば、外出先などで通信を消費せず録画した番組を見ることが出来ます。
ただし、1つの番組でダウンロードできる回数が制限されていて最大10回までとなります。また、ダウンロードしたデータはNasneのスマホのアプリのみでしか視聴できません。(動画ファイルをコピーしたり、他の機器へ移動したりは出来ません)
書き出し機能を付けるには、書き出し機能のオプションを購入する必要があります。
録画したテレビをテレビで視聴可能
やはりテレビは大画面で見たいですよね。このようにテレビで見る方法もありますので安心してください!
テレビ画面で視聴する方法は2通りあります。
- 方法①:PlayStation4,PlayStation5
-
Playstation4,5にてtorneアプリをインストールすることでテレビを視聴することが出来ます。
- 方法②:FireStickやAndroid TV搭載TVでDIXIM Playアプリで見る
-
FireStickにDIXIM Playをインストールし、ライセンスを購入することで視聴することが出来ます。
Dixim PlayについてDixim Play公式サイト:https://www.digion.com/sites/diximplay/
- 永久プラン:1,650円
- 月額プラン: 132円/月
番組表から録画予約、番組検索が出来る
Nasneのスマホ専用アプリ(Torne)には専用の番組表があります。
こちらの番組表のクオリティは非常に高く、誰にでも使いやすいユーザーインターフェース(UI)になっています。また、番組検索機能もありますので、「バス旅」「お笑い」などで検索すると該当する番組を表示させることが出来ます。
スマホでここまでできるのはめっちゃ便利ですよ。
外出先から録画予約可能
これが意外と便利!個人的No.1機能です。
HDDレコーダーで予約する場合、自宅からリモコンを使って予約する必要があると思います。もちろん外出先から予約することは出来ませんよね。
Nasneであればアプリ→ネットワークを経由して自宅のNasneへアクセスし、外出先から録画予約が出来てしまいます!
「予約し忘れて録画出来ない!」ということが無くなります!
Nasneの気になる点
前項まではNasneの特徴を紹介しておりますが、気になる点もありますので合わせてご紹介していきます。
シングルチューナーであること
Nasne本体はシングルチューナー対応ですので、複数の端末で複数のチャンネルを視聴することが出来ません。
ダブルチューナーにするにはNasneを2台準備する必要があります。
Nasneの気になるQ&Aに回答します!
Nasneまとめ
Nasneはテレビをネットワーク化できる数少ない機器の一つです。これによりスマホでテレビを視聴することができるようになります。
テレビをあまり見ない人でもキッカケが増えるので、導入してみるのも良いと思います。今まで視聴していなかった番組が見つかることがあるので、テレビ生活が充実すること間違いなしです。
僕自身も今までテレビをほとんど見ていませんでしたが、視聴する機会がかなり増えました!
- テレビを頻繁に見る
- Youtubeに飽きた人
- いつでもどこでもテレビを見たい人
是非、参考になりましたら幸いです。